筋膜ストレッチ｜東十条駅前整骨院

筋膜とは簡単に説明をすると、筋肉の上にある皮膚のようなものです。鶏肉によく白い膜のようなものがあると思いますが、それが筋膜になります。
その筋膜は全身に連なる、三次元的に連続した結合組織です。 筋膜は浅筋膜、深筋膜、筋外膜、筋周膜、筋内膜とつながった層になっていて、すべての筋組織はお互いに滑りあうように動きます。
筋膜には以下のような特徴があります。
①連続性
筋膜付着部の30％が筋膜に結合し、筋膜同士を繋げることで全身が1つの束になっています。
②可塑性
力が加わると変形し、力を取り去っても歪みがそのまま残る性質があります。
③感受性
筋膜には筋肉組織の約6倍～10倍もの感覚神経受容器が備わっています。

日常の癖やケガなどによってお身体の一部に負担がかかると、筋膜がねじれたり癒着してしまい、滑らかな動きができなくなります。筋膜は全身につながっているので、動きの悪さはどんどん広がってしまい、お身体にコリや痛みが出たり、柔軟性が低下してケガをしやすくなったり、運動をしている方ですとパフォーマンスが低下したりしてしまいます。
症状がひどくなる前に筋膜のねじれや癒着を解消して柔軟性を取り戻し、コリや痛みのないお身体を取り戻しましょう。

筋膜の柔軟性がなくなると動作時スムーズに動かせない、お身体の硬さがなかなか取れない、ふくらはぎがつりやすい・・・といった症状が出てきます。他にも、腰や股関節の重さや痛みが軽減しない、足底筋膜炎みたいな足の裏の痛みが取れない、腰から足にかけての痺れが取れないなど、様々な症状が出てしまう可能性があります。
今ある痛み・重だるさだけで済むか、それ以上の痛みや痺れに変わるかは、お身体のメンテナンスの仕方1つで変わってきますので、早めに対処することをお勧めします。

当院で行っている筋膜ストレッチとは、足の筋膜から整えていく施術です。 人は二足歩行での活動がメインになりますので、足の筋肉が良く使われます。 人によっては歩き方に癖があったり、ケガをして片足をかばったりしていると、一部の筋肉に負担が大きくかかってしまいますが、その負担を分散させてくれるのが筋膜です。しかしその状態が続いていると 筋膜の連続性や柔軟性が低下し、動きが鈍くなっていきます。 それを正常に戻すために筋膜ストレッチを行います。
皆さんがよくスポーツをする前に行うようなストレッチに似ています。 ただ当院で行う筋膜ストレッチはご自身では伸ばすことができない部分の筋肉や筋膜を程よく伸ばし正常な位置に戻すことができますので、効果的です。下半身のストレッチがメインになります。

当院の筋膜ストレッチを受けていただくことで、筋膜を整えたり、緩めたりすることができ、股関節や膝関節の可動域の改善・腰痛の緩和・足底筋膜炎のような足の裏の痛みの改善が見られます。さらに、血流を促進するため、手足の冷えや脚のむくみの改善・自律神経を整えることも可能です。
また、スポーツやトレーニングをしている方には運動パフォーマンスの向上・外傷の予防に繋がっていきます。
「腰痛・手足の冷えや脚のむくみを改善したい」「運動時のパフォーマンス向上させたい」などの皆様のお悩みを改善するには、乱れてしまった筋膜に対して筋膜ストレッチを行うことによって、正常な位置に筋膜を戻すことが一番の近道です。

まず人間の細胞が入れ替わる周期にあわせて約3ヶ月ぐらいかかり、その入れ替わった細胞が自分自身の身体に定着するまでの期間がプラス3ヶ月かかると言われています。ですので、筋膜を正常に戻すためにかかる期間としては、最低でも6ヶ月程度かかります。
頻度としては、1週間に2回のペースで施術を受けていただくのがお勧めです。
筋肉自体の癖を治すにはこのぐらいの期間が必要になることをご理解いただきたいと思います。
皆様のお悩みをぜひこの筋膜ストレッチにて解消していきましょう。