悩みタイトル

立ち上がりや歩き始めの開始時に痛みが生じる
座敷などでの正座が辛い
歩くのが辛く足をまっすぐ伸ばせない

このような症状でお困りではありませんか?
その症状は、『変形性膝関節症』かもしれません。

変形性膝関節症に対する当院の考え

膝は、大腿骨と膝蓋骨、脛骨といった3つの骨から構成されています。
大腿骨は太ももとして知られ、膝蓋骨は膝と呼ばれ、脛骨はすねと呼ばれます。これらの骨は関節軟骨や半月板といったクッションのような組織で保護されています。
このクッションは、膝の動きを滑らかにする役割を果たしています。

しかし、年齢の増加や膝の過度な使用などにより、クッションの間に水がたまったり、骨同士が摩擦して痛みが生じることがあります。
その症状が『変形性膝関節症』です。
特に筋力の低下や女性ホルモンの低下により、中高年から年配の女性に多く見られます。

変形性膝関節症を放っておくとどうなるのか

膝の痛みを放置すると、膝関節に負担がかかり、骨の変形が進行する可能性があります。
初期の変形の兆候としては、歩き始めや立ち上がり、階段の昇り降り、正座などの動作で痛みが現れることがあります。
さらに進行すると、膝に水がたまって腫れるなどの中期の症状が現れます。
膝の曲げ伸ばしも痛みを伴い、長時間の歩行が困難になってしまいます。

このような場合、対処方法としては、保存療法と呼ばれる薬物療法や装具療法があります。
膝の水抜きや痛み止めの注射などを行い、症状の緩和を図ります。
しかし、それでも痛みが取れない場合には、手術を検討することをお勧めします。

変形性膝関節症の軽減方法

多くの方が痛み止めの服用や注射を試しても、痛みがなかなか軽減されないということはあります。
痛み止めは一時的に痛みを和らげる効果しか持たないため、根本的な対処にはなりません。
また、手術を受けても痛みが変わらない場合もあります。

実際に膝の状態を軽減させるためには、日常生活の習慣が非常に重要です。
膝への負担要因として、運動不足や肥満などさまざまな要素があります。
痛みが出る前から、適切な運動や食事に意識を向けることが重要です。

軽度のストレッチや有酸素運動(ウォーキング、ジョギングなど)を取り入れることは良い方法です。
膝は体重を支える役割を果たしているため、食事改善や体重管理も重要です。

変形性膝関節症の軽減が期待できる施術メニューは?

当院では、膝に対して効果的な施術メニューとして【EMS】を推奨しています。
EMSは、運動で鍛えにくい深層筋にもアプローチできます。特に忙しくて運動不足になりがちな方に適した施術です。
EMSを使用することで、大腿四頭筋や腓腹筋などの太ももやふくらはぎの深層筋を刺激し、鍛えることが期待できます。

また、【筋膜ストレッチ】や【足の極み】といったアプローチ方法も取り入れています。
筋膜ストレッチでは、日常的に使われない筋肉を伸ばすことで膝の状態を改善します。足の極みでは、オイルを使用して筋肉の血流を増加させ、循環を促します。

ただし、膝の痛みの状態によって適切な施術メニューが異なるため、痛みが出る前に施術を受けていただくことで、より効果が期待できます。
当院では、個別の状態に合わせた施術プランをご提案していますので、お気軽にご相談ください!

その施術を受けるとどう楽になるのか

EMSという電気治療は、筋肉の深部にアプローチすることで活性化させる効果が期待できます。
普段動かすことの難しい筋肉を刺激することができるため、効果が期待できる施術方法です。

一方、ウォーキングやランニングなどの運動は継続が難しかったり、膝に負担をかけることがありますが、EMSは寝ながら施術を受けることができるため、負担をかけずに膝のアプローチが可能です。

また、当院では骨格矯正による施術も行っており、膝関節の噛み合わせを整えることができます。
骨格の歪みを正しい位置に戻すことで、歩行時の痛みや屈伸運動の緩和に寄与します。骨格と筋肉の両方にアプローチすることで、施術の効果が得られやすくなります。

軽減するために必要な施術頻度は?

施術期間には患者様の痛みの状態や年齢などによる個人差がありますが、当院では体の状態を整えるるためにお勧めしている期間は約3か月です。

しかし、痛みのない状態を3か月で回復させても、再び同じ状態に戻りやすくなる場合があります。骨格の位置を継続的に調整することによって、筋肉を正しく動かし、痛みを予防することができます。

体に良い状態を維持するためには、約6か月から9か月かかることが一般的です。施術期間が終了した後も、痛みが出にくくなり、体の歪みも軽減されていきます。

頻度としては週に2から3回が理想的ですが、仕事や私生活の都合で定期的に通院できない場合でも、通いやすいプランを提案しています。
個々の状況に応じて、施術の頻度やスケジュールを調整し、最適なケアを行っていますので、お気軽にご相談ください!