悩みタイトル

朝起きたら背中に激痛が走った。
身体を動かしたら背中を痛めた。
身体をひねった時に背中を痛めた。
背中の張りが気になる。
身体を傾けると痛みがでる。
背中の痛みやしびれがあり、時間が経つと感じる部分が移動する。
背中の一部分を押すと痛む。
上記のような症状が見られるものはぎっくり背中(筋筋膜性疼痛症候群)といいます。ぎっくり背中は突然発生するもので、ぎっくり腰とは異なり肉離れに近いものです。

ぎっくり背中に対する当院の考え

ぎっくり背中とは、背中の筋肉や筋膜に過度な負荷が加わったことで、微小な肉離れが起きている状態です。
きっかけとなる行動は身体をねじる動き、重いものを持つ時、長時間同じ姿勢を取るなどが多く見られます。長時間に及ぶデスクワークや立ち仕事など同じ姿勢を長く続けていると、次第に肩や背中の筋肉がこりかたまってしまいます。この時身体を急に動かしたり、くしゃみなどで過度な負荷が背中に加わると固まった筋肉が急激に引き伸ばされて筋肉の繊維や筋膜が裂けて(肉離れ)、急激な痛みとしてあらわれます。

ぎっくり背中を放っておくとどうなるのか

ぎっくり背中を放っておくと、筋肉が張りやすくなったり、一定の期間で再発してしまったり、肩こりや首こりが出やすくなります。なぜこうなってしまうのかと言うと、背中の筋肉は首肩や腰と密接な関係を持っているからです。
また、症状の悪化により脳や脊髄に悪影響を与え、痛みに敏感になることもあります。そうなると完治に時間がかかってしまいます。そのため、適切な範囲で施術を行わないと痛みが引いた後に筋肉の過剰な緊張状態が作られ再発に繋がりやすくなります。
ぎっくり背中に関わる筋肉の影響は大きいため、発症したら早期施術をおすすめします。

ぎっくり背中の軽減方法

ぎっくり背中は、炎症期と組織を修復し始めた時期(修復期)があります。
一般的には炎症期が72時間(3日間)と言われていて、安静と適切な処置が必要になります。この期間を処置せずに放置してしまうと背中だけでなく他の場所にも広がる可能性があります。炎症期では筋繊維の早期回復を促すために過度なマッサージなどは行いません。まずは日常生活で安静にする事が第一です。それに合わせて電気施術などで刺激を与え筋肉の活性化を促し早期回復に向かわせます。炎症反応が強い場合は冷やすのが効果的でしょう。
炎症期が過ぎると修復期に入ります。修復期にはストレッチや鍼灸施術、電気施術を行い本来の可動域や柔軟性を身につけ再発を防止するのがおすすめです。

施術を受けるとどう楽になるのか

当院の電気施術や鍼施術では痛みの緩和や早期回復を目指すのに向いています。ご自身のお身体の回復能力を高めることで鎮痛や早期回復に向かわせることが出来ます。
楽トレや全身矯正、猫背改善施術は根本的な骨格に対してのアプローチを行い、再びぎっくり背中にならない身体作りをするだけでなく、普段の生活動作や座っている時から立っている時などでも楽な状態へ導くことが出来ます。筋膜ストレッチや猫背改善施術では柔軟性を取り入れることで歩行時の楽さが感じることができます。
こういった施術を続けることで日常生活のお身体で気になる部分を取り除き快適な生活を送ることができます。

軽減するために必要な施術頻度は?

ぎっくり背中の発症直後は痛みが強いため、3日間安静にすることと適度なマッサージや電気施術をおすすめします。その後の修復期に入ってから短期間で治したいのであれば1週間に3〜4回施術を受けるのが望ましいでしょう。なるべく間を空けず対処しましょう。
長期的に見るのであれば週1回で6ヶ月間施術を受けることが望ましく、筋肉の柔軟性を高め再発を防ぎましょう。